タイ政府の開発行政は本当に民衆の参加を拒む形で進められ、所得格差を拡大させただけなのでしょうか。
・・・そうではなく、結果が所得格差の拡大に結びついたどUても、それは過渡的なものであると見るべきではないでしょうか。
途上国の政府はそう信じて開発行政を行っています。
途上国であれば、行政や国民の側の参加意識などの面に問題があるでしょう。
かりにそうであるとしても、開発政策そのものの否定は、ともすれば政府そのものの否定に結びつきます。
いわゆる非政府機関を通す援助こそ国民のためになる援助であるという考え方があります。
しかしこの議論は、どのNGOを選択するかで意味が違うこと、NGOに政府機関以上の実行力があるとは考えられないことなどを見逃しています。
外国人がその国の政府を否定することはできません。