道路は有力者の家の前を通るだけ、電気も金持ちの家にだけ、などという意見もあります。


しかし、道路は50キロ、100キロと続いているはずであり、その長い道筋に有力者の家が続いているのであれば途上国ではありません。


テレビのアンテナが村や町に林立していますが、これは、次第に庶民の家に電気が通りはじめ、テレビを楽しむ人が多くなっていることの証拠です。


援助による道路建設がなければ農業の多様化はなかったし、電気がなければ工業化も進展しなかったはずです。


農業の多様化も、工業化の進展も、固有の文化を破壊する役割を果たしたかもしれません。


しかしそうした前進が、いずれも援助とか開発政策による成果であり、タイの庶民にささやかながら生活水準の向上をもたらしたのではなかったでしょうか。


いかに寒くとも、氷は一挙にはできません。


周辺からゆっくりと凍結します。


開発も同じです。


格差を発生させながら、全体が底上げされます。


つまり過渡的には格差の拡大が生ずることは認めねばなりませんが、だからといって開発そのものまで否定していいのでしょうか。


タイ政府の開発行政は本当に民衆の参加を拒む形で進められ、所得格差を拡大させただけなのでしょうか。


・・・そうではなく、結果が所得格差の拡大に結びついたどUても、それは過渡的なものであると見るべきではないでしょうか。


途上国の政府はそう信じて開発行政を行っています。


途上国であれば、行政や国民の側の参加意識などの面に問題があるでしょう。


かりにそうであるとしても、開発政策そのものの否定は、ともすれば政府そのものの否定に結びつきます。


いわゆる非政府機関を通す援助こそ国民のためになる援助であるという考え方があります。


しかしこの議論は、どのNGOを選択するかで意味が違うこと、NGOに政府機関以上の実行力があるとは考えられないことなどを見逃しています。


外国人がその国の政府を否定することはできません。


大手毛皮メーカーの進道とソ連で合弁計画を立てているほか、大手財閥の大宇グループとウラジオストックなど2カ所で合弁紡績工場建設交渉を進め、大手ゴム靴メーカーの和承との間でも工場建設計画を話し合っています。


ソ連のアジア・太平洋外交も活発化してきました。


特に目立つのは東南アジア諸国連合(ASEAN)への接近です。


88年7月にはカツシェフ対外経済関係相を団長とする訪問団をマレーシア、オーストラリア、シンガポールなどに派遣、経済協力などを話し合っています。


また、フィリピンのラウレル副大統領を非公式にモスクワに招いたり、マレーシアで開いたアジア・太平洋円卓会議にソ連の専門家を派遣しました。


さらに8月にはタイと二国間協議を開き、9月には貿易代表団をフィリピンに派遣し石炭協定をまとめました。


9月末から0月にかけてはオーストラリアの経済代表団をモスクワに招いて、ソ連極東開発へのオーストラリア企業の参加問題を協議しています。


・・・台湾、マカオからも経済代表団を受け入れていました。


赤字予算公表の裏に、グラスノスチの進展とペレストロイカの難しさが見え隠れしています。


「対外経済交流の活発化をめざし、我々は極東、シベリア地域の特徴を考慮した特別措置を検討している。


合同事業地帯を極東に設け、関税、課税の特別待遇を実施することも検討中だ」。


・・・ソ連のゴルバチョフ書記長は1988年9月16日、東シベリアのクラスノヤルスク市で同市各界の代表者を前に演説、極東地域をアジア・太平洋諸国との通商窓口に育成する考えを明らかにしました。


演説の柱は・・・


1.極東での経済特区の創設


2.各種優遇制度を持つ合弁特別ゾーンの創設


3.対外経済を担当する極東地域機関の新設など


・・・極東での経済協力を促進する具体策を打ち出しました。


注目しなければならないのはここ1、2年の短期間におけるソ連のアジア諸国への接近ぶりです。


中国との関係改善は貿易面でみても明らかでしょう。


88年上半期での両国間の貿易額をみると、約13億ドルと前年同期比32%増。


同年6月には合弁企業設立協定を締結し、7月にはハバロフスクに合弁中華料理店を開きました。


韓国への接近も目を見張るものがあります。

形としては保守派古参幹部の解任により、保守派に押され気味だった改革派が巻き返しに成功したかのような印象を受けます。


・・・しかし、リガチョフ氏、チェブリコワ氏の両政治局員兼書記、シチェルビツキー政治局員らの保守派のリーダーは健在のまま権力中枢に残りました。


ゴルバチョフ政権の基盤は確かに強まったことは事実ですが、一方ではペレストロイカに反対する勢力も予想以上に強いとみるのが、ソ連指導部の人事異動の正しい見方のようです。


ソ連国家予算は永年の赤字でした。


1988年10月末に開いたソ連最高会議は、89年度予算を歳出超過約350億ルーブルとする赤字予算を組んでいます。


ソ連の国家予算はこれまで歳入、歳出がほぼ一致する均衡予算として発表してきました。


公式に赤字予算を組んだのは第二次大戦後、初めてのこと。


しかし、ゴスチェフ蔵相は「ソ連の国家予算は長い間、赤字予算だった」と認め、これまで統計操作によってつじつまを合わせてきたことを明らかにしました。


約2万4千の企業が赤字操業で、その赤字額が110億ルーブルに達する状況では、当初から赤字予算を組まざるを得なかったようです。

国民のペレストロイカ離れを防ぐ狙いは明らかでしたが、この最高会議で国内経済の混乱がより一層はっきりしたとも言えるでしょう。


今のところ混乱を避けるためにも、価格体系の改革に手が出せないというのが実情でしょう。


さて、ゴルバチョフ書記長はペレストロイカ推進のため、党内での指導力強化には一応成功したかのようにみえました。


88年春以降、クレムリンでは改革派と保守派が指導権をめぐって激しく対立していました。


ゴルバチョフ書記長らの改革派と党内ナンバー2の保守派の大物、リガチョフ政治局員らとの確執です。


国際関係、ペレストロイカについて両派は激しく対立してきました。


ゴルバチョフ書記長が経済改革、グラスノスチについて「過去のやり方にこだわる必要はない」と理解を示せば、リガチョフ氏は


「歴史や指導者への批判には一定の節度がなければならないし、グラスノスチや改革でも社会主義の原則を逸脱してはならない」


・・・と警告、張り合ってきました。


88年9月30日に開いたソ連共産党中央委員会総会は、グロムイコ政治局員(最高会議幹部会議長)ら政治局、書記局の幹部5人の解任とゴルバチョフ書記長の最高会議幹部会議長(元首)兼務などを決めました。

地盤(地質)調査をし、専門家と相談して、布基礎、ベタ基礎、杭工事のいずれを選ぶかを決めるといいでしょう。


基礎のコンクマト床や隅に排水孔をベタ基礎や土間コンクートの上に水がどろのように溜まっている工事現場を見ることがあります。


これは、土間コンクートに排水孔を設けていないことによるものんです。


大雨の後ベタ基礎の現場で溜まった水をかき出したという話も聞きます。


家が完成した室床下に水が入らないから、水抜きなど要らないという基礎です。


しかし、排水管の水漏れ事故などが絶対にないとは言い切れないのです。


水抜きの孔を設けることが必要です。

地盤の堅いところは、布基礎でもベタ基礎でもどちらでも良いですが、中には床下一面にコンクリートを打つことを嫌う方もいます。


そういう方は布基礎を、コンクリートの強度を信じる方はべタ基礎を選べばいいでしょう。


布基礎の場合、床下は土になり、土の中の空気や地熱の関係で冷え込まないのです。


コンクリートは、冬の冷え込みがきつい。


熱容量が大きいからです。


ベタ基礎で気をつけるのは、土間の水抜き孔です。


工事中でも、コンクリート土間に、写真のように水が溜まることがあります。


やはり、ベタ基礎の土間のコンクリートに、水抜き孔を設ける必要があると思います。


一方布基礎は、土間が土なので、この心配がないのです。


このように、ベタ基礎なら何でも安心、という考え方は間違っています。

一般的な基礎ベタ基礎は床下にコンクマトを打った基礎のことをいいます。


この上に、横に敷いてある角材を土台といいます。


基礎と土台の違いをハッキリ知っておかれると、専門的な感じになります。


一般的に布基礎とべタ基礎と、どちらが丈夫かと問われれば、ベタ基礎でしょう。


建物の重みは、基礎の耐圧盤の底面積で受けるので、全体で受けたほうが一平方メートル当たりの(単位面積当たり)の負担が少なくなります。


そういう意味ではべタ基礎が良いでしょう。


また、地盤が少しゆるいとき・・・


つまり地耐力が小さいときは、重さをベタ謎で全体的に受ける方法が良い場合もあります。


しかし地盤が相当ゆるい場合には、ベタ基礎にするとコンクリート全体が相当重くなるため、不等沈下が起こり、家が傾く危険性があります。


いずれにしても地盤調査をして、ベタ基礎にするか、適切な杭を埋設するかを検討します。


杭を柱や壁の位置に合わせて入れる場合、基礎は一般的に布基礎です。


一方、杭の数が多く、建物全体で重み受けるような場合は、ベタ基礎にすると良い。

グランドピアノや、ベッド 通販で購入した大量の本を載せても大丈夫な頑丈な床の例は・・・


表面のフローリング材には、無垢のタモやナラを使っています。


堅くて傷がつきにくく、はがれる心配もないのです。


また、15ミリの無垢のフローリングの下に、さらに12ミリの下地板を張るというニ重床の構造になっているので、頑丈な上に保温性も高まり、音も響きにくくなります。


下地板も無垢の木にできますが、床暖房などで無垢の木のフローリングの伸び縮みが心配なときは、合板を使わざるをえない場合があります。


根太の木は粘りが強く丈夫なヒノキの芯持ち材などを使えば理想的です。


それも6センチ角の断面の根太を30センチ以内の間隔で入れてあるので、300キロもある重い金庫も置ける頑丈な床になっています。


そこまでする必要がないという人もいますが、床は毎日の生活とは切り離せない部分です。


本物の無垢の木を使い、とことん頑丈さにこだわった床は、住んでいて楽しくなります。


次に、布基礎とべタ基礎の違いを知っておきましょう。


ベタ基礎は、斜めの3本線が、コンクマトを示すための設計上の約束です。

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