こんにちは。


何を隠そうわたしの趣味は短歌づくりです。


ここではわたしのつくった歌ではありませんが、いくつか素晴らしい短歌を紹介していこうと思います。


今回のテーマは「海の旅の歌」です。


・兵多く我が死なしめし海域を生き恥さらしタンカーで航く 


・年々に遠のく鮪を果てしなく追ひつつ日付変更線を越ゆ 


・・・海を生業の場として働く者の船旅の歌です。


彼らもまた広い意味では「出稼ぎ人」ということになるでしょうか。


前者は、遠い纏の産油国へ石油を買い求めにゆくタンカー、つまり石油運送船の、乗組員の歌です。


この老いたる乗組員は、かつての太平洋戦争では海軍士官として、多くの水兵たちを死地におもむかしめたいまわしい過去を、のがれようもなく重く負った・・・そうした乗組員です。


その海域を通過する時、作者の眼前には、凄絶な海戦の日が、そうしてまた海の藻屑となってしまった若々しい兵士たちの在りし日のおもかげが、津波のように現われ襲ってくるのでしょう。


「生き恥さらしタンカーで航く」という発想の悲しさが、私たちの胸を強くうちます。


無謀でいまわしい戦争の傷痕が生み出した、これも現代の新しい旅の歌です。

ハーレイ・ジョエル・オスメント

以後、数々のTV番組にゲスト出演し、映画「シックス・センス」の主役に抜擢されたわけである。

彼はその前に「スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス」(99)のアナキン少年役のオーディションを受けたが、これは落とされてしまった。

しかし、「シックス・センス」のコール役はとても見事で、ブルース・ウィリスが三流役者に見えてしまうほどだ。

平凡なアナキン役より、演技力を要求されるコール役で好演したことは、オスメントの将来を決定したかもしれない。

レイシー・シャベールとハーレイ・ジョエル・オスメントのこれからに注目したい。

オスメントの達者な演技がみんなの目を集めたのは、TVコメディ「TVキャスター/マーフィ・ブラウン」(88~98)だった。

キャンディス・バーゲン演じるTVキャスターのマーフィが途中で未婚の母となるのだが(日本では最初の三シーズンしか放送されていないので、ここは未放送)、そのマーフィの息子エイブリー役で人気を呼んだ。

オスメントがこの役を演じたのは四歳からのエイブリーで、生まれてからの三年間はディラン・クリストファー(彼は双子ではなかった)とジャクソン・バックレイが扮していた。

きっとバックレイは成長して言葉が話せるようになった時、演技力なしと判断されたのかもしれない。

代わってエイブリー役に抜擢されたオスメントが期待以上の名子役ぶりを発揮して、一躍人気者となってしまったのである。

彼女が映画「ロスト・イン・スペース」(98)にペニー役で出演した時もほとんど無視されてしまった。

現在は、映画にも次々に出演中で、今後の活躍次第ではビッグになるかもしれない。

もうひとりのハーレイ・ジョエル・オスメントの方が、レイシー・シャベールより一足早く日本で注目されている。

99年末に公開されたブルース・ウィリス主演の映画「シックス・センス」で、死人を見る少年コールを演じている。

八八年生まれのオスメントは4歳頃からTVや映画に登場するようになり、TVでは「シカゴホープ」「ザ・プリテンダー」(96~放送中)「アリー・myラブ」、映画では「フォレスト・ガンプ」(94)でトムハンクスの息子の役を演じている。

ハーレイ・ジョエル・オスメント

この次女クローディアが毎回の物語の中で、どんな考えを持ち、みんなに迷惑をかけ、そこから何を学んでいくのかが番組のひとつの見どころで、彼女がある意味で主役ともいえる。

この大役を自然体でこなしてしまっているレイシー・シャベールの演技力には感心するばかりである。

この番組は日本では第一シーズンのみの放送で、まったく話題にもならなかったが、最近はネイブ・キャンベルが日本でも人気が出てきたせいで、ようやく少しは注目され始めているようだ(2000年3月よりケーブル&CS放送局CSN1からようやく第2シリーズ以降が放送)。

「サンフランシスコの空の下」・・・この番組からは、すでに次男ベイリー役のスコット・ウルフが映画「白い嵐」(96)に主演し、長女ジュリア役のネイブ・キャンベルが映画「スクリーム」(96)でスターになっている。

しかし、番組で一番人気があるのが、次女クローディア(スタート時は11歳という設定)を演じているレイシー・シャベールである。

バイオリンの天才(に近い)で、その才能から天狗になったり、あるいは小学生の女の子らしい悩みを抱えたりしながら、家族の一員として家事を手伝ったりしている。

ジョディ・フォスターやレオナルド・ディカプレオに続く、TVの子役出身の将来のスターは誰になるのだろうか?


今、アメリカで注目されているのは、レイシー・シャベールとハーレイ・ジョエル・オスメントの二人だ。

レイシー・シャベールは82年生まれで、七歳の頃からあちこちのTV番組に顔を出していた。

彼女が注目されたのは94年からスタートした「サンフランシスコの空の下」(~00)のクローディア役。

突然の事故で両親を失った五人兄弟が自分たちだけで生きていく姿を描いたドラマ・シリーズで、脚本が丁寧に書かれていて、とても見応えのある番組である。

幼い頃から姉のレスリーと児童劇団に入っていたが、成長して本格的に女優の道を選んだのは双子の妹リンダの方だった。

主婦となった姉のレスリーが映画に出たのは「ターミネーター2」のみで、T-1000がリンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーに変身し、同じ場面に二人のサラが登場するシーンにワンカットだけ出演した。

きっと現在ならばデジタル技術によって、もうひとりのサラを創ったに違いない。

そうしていれば、リンダに双子の姉がいることは公にはならなかったことだろう。

「フルハウス」

子役でそれも双子でこれほどの人気者となったのはほとんど前例がない。

オルセン姉妹は双子として、常にふたりで出演しているが、双子の子役としてキャリアをスタートさせても、大人になれば双子であることは普通デメリットとなる。

双子は赤ちゃんや幼児役のみで消え、そのまま俳優を続けたとしてもどちらか一方になるのが一般的だ。

だから俳優には結構双子が多いらしい。

「ターミネーター」シリーズの女優リンダ・ハミルトンもそのひとり。

「フルハウス」

「フルハウス」のオルセン姉妹は赤ちゃんで登場した彼女たちがそのまま番組終了まで演じたからである。

姉妹の演技がとてもうまくて、他の俳優に代える必要がなく、大変な人気者となっていったのだ。これは非常に珍しいことである。


「フルハウス」終了後、オルセン姉妹は双子の子役スターとしてあちこちのTVや映画に引っ張りだことなった。

日本ではまったく放送されていないが、彼女たちの主演するTVムービーは毎年製作されているし(多くは子供向け)、オリジナル・ビデオによる探偵物のシリーズもあるし、98年にはふたりの主演したコメディ「TWO OF A KIND」(未・98~99)も放送されている。

まだまだ彼女たちの人気は衰えそうもない。

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